ファイナルファンタジー外伝 聖剣伝説の記憶
とても綺麗な箱だ。
手に取った時そう思った。
白い箱に幻想的な剣とも杖とも取れる絵が描かれている。ファイナルファンタジー外伝 聖剣伝説と書かれている。
何かわからないけどそのパッケージデザインにドキドキした。
ゲームボーイにセットして流れ始めたメインテーマはSaGaシリーズとは違う何処か優しくずっと聴いていたいと思うメロディだった。
ゲームを始めてみるとアクションRPG。
レベルが低くてもプレイヤースキルが有れば進めていけるある意味時間を掛けずにクリア出来るゲームだった。
ストーリーの始まりはラピュタだとかナディアだとかと重なる感じで小学生の自分はとてものめり込んだ。
ゲームでボーイミーツガールが出来るんだと展開に期待しワクワクしながらゲームを進めていく。
そのストーリーは中盤からとても重厚で、ヒロインに好きな人の名前をつけた事を後悔する事になった。
加えて人の想いを守る事とは、と考えさせられた。
いつしかレベリングにハマり聖剣伝説はSaGa2と僕の時間の奪い合いをした。
今でもレベル99でステータスも全て99のジェマの騎士はいつでも手が届く棚の上に居る