ledcannon’s diary

美作古書店

光陰流水

何故かこのブログの更新をしようと思うのは冬なのだ。

何故かはわからないのだけど、自分の行動が鈍ってきた時に、自己を見直そうとするからかも知れない。

または自分の誕生日が冬、12月31日なのでコレまでの自分を葬り、新しい自分を形作ろうとする無意識からなのかもしれない。

人生、山があり谷があり。

良い事も悪い事も。いや。自分にとって都合のいい事も悪い事も適度に押し寄せてきて、立ち止まって考える事が難しい。

そして、立ち止まって思いに耽った時に気付くのだ。

ああ、遠くまで来てしまったものだと。

それは距離であり、時間であり、思考であり。

嘗ての自分では考えられないくらいに遠くまで来てしまったと、そう感じるのだ。

自分の中身が果たして自分なのかを疑う事があった。生まれてから今まで自分は連続して途切れる事なく自分であり続けたのか分からなくなった事があった。

それでそのミッシングリンクを埋める為にゲームを集め始めた。自分にとってのゲームは記憶そのものだったので。

色々と集めていく中で自分は自分で間違いないと言う確信を持てて何とか過去と今が繋がって現在に至っている。

色々と考え過ぎる性格なので、その思考の中でもしかしたら擬似の自分を生み出してしまっていたのかもしれない。

何にしても、人とは思い悩み日々を一生懸命に生きて繋いでいるものだと気付く。

必死にもがき続けているからこそ。過去を振り返った時に光陰流水如し思うのだね。