保有しているゲームボーイが1990年製だと言う事実を突き止めるましたので、先に訂正をしておきます。
1990年製のCPU4が僕が小学生の頃からずっと持ち続けているゲームボーイです。
『ゲームボーイはグランドセイコースプリングドライブではないのか!そもそも発売された時点で完成されていたのではないか!?』
……と言う妄想で今朝目を覚ました。
僕は1989年製のゲームボーイをずっと持ち続けている。最初期に近いもので日本製かつ特殊ネジを使用していないモノだ。
先日Twitterで自分のゲームボーイとSaGa2秘宝伝説の写真をアップしたところ同世代と思しき方々からのいいねとコメントを頂き、何というかこんなにもゲームボーイと言う単一のプロダクトでつながりが出てくるんだな、ととても嬉しく幸せな気持ちを得られた。
ゲームボーイは歴史が古く、其れこそゲームボーイ用のソフトは2003年2月発売のゲームボーイアドバンスSPまで遊べた。14年間もハードが存在しなくなると言う恐怖に怯える事なくゲームを楽しめたのだ。
名称も2005年9月発売のゲームボーイを冠する最終機のゲームボーイミクロまで含めると16年の歴史となる。
それこそこじつけになるが、2006年3月発売のDS Liteまでは2008年11月にDSiにバトンタッチするまではゲームボーイアドバンスのソフトが遊べた。足掛け19年もの間ゲームボーイという言葉は普通に使われていた。
TVゲームの総称として使われる偉大なる『ファミコン』には敵わないけども。
昨日、夜中にふと。
一昨日色々と確認をしようとして引っ張り出したバックアップ用のゲームボーイの液晶レンズが外れてしまったため、液晶のライン抜け修理と同時に直してしまおうと思い立った。ハンダゴテで修復するのが主流だけども自分はドライヤーで治す。熱する場所はハンダと変わらないのでやる事は基本的に変わらない。液晶の下部を押し付けながら熱する、それだけである。
毎度の事なのでしばらく熱して冷まして確認して圧着させて機動実験して修理完了。
このアナログな作業はどこか機械の修理を彷彿とさせる。完全なる機械を修理して調整して使うのが好きだ。古い時計とか自分では直せないがずっと使い続けていけると言う安心感があるした部品が目に見えてあるので最悪の最悪部品を作れば生き返る。
それに似た感覚がゲームボーイにはある。集積回路に関してはハードルが高いが、構造がまだまだ単純なのでアナログな修理が出来たりするので後継のゲームボーイシリーズの様にダメな部品は即交換と言う味気のない道具で無いところが愛着が持てるのだと思う。
そんな初代ゲームボーイは完全機械とデジタルの間にある様な風に思えるのよ。
ウルトラシリーズの発明者である横井軍平氏が関わったゲーム機だからと言うところもあってデジタルなゲーム機なのだけどアナログチックなそんな暖かみのある機体。
アナログとデジタルの中間に位置するそんな感じのイメージが夢の中で再生されて思わず目覚めの際に言った言葉が冒頭の『ゲームボーイはグランドセイコースプリングドライブではないのか!そもそも発売された時点で完成されていたのではないか!?』である。
そんなこんなでいつまでも使い続けられそうな初代ゲームボーイをコレからも使い続けていこうと思うのであった。